レイヤリングガイド

香りのレイヤリング方法

フレグランス、オーデコロン、香水を重ねることは、香りのワードローブをパーソナライズして拡張する創造的な方法であり、また、自分でカスタムブレンドした独自のフレグランスを作る方法でもあります。新しいユニークなフレグランス体験を生み出すためのヒントをいくつか紹介します。

カスタムブレンド

レイヤリングのもう一つのアプローチとして、2つ以上の異なるフレグランスを自由に組み合わせて、重ね合わせることです。この方法は創造性を発揮し、あなたの気分や個性を生かすことができます。自分だけのオリジナルな香りを作ったり、特別な日や特別なムードに合わせた香りを作ったりと、目的に合わせてレイヤーの数やテクニックを自由に選んでください。

相補的なノート

相補的な香りは似たようなノートを持ち、同じ香りのファミリーに属することが多いです。相補的な香りを重ねると、互いの香りが引き立ち、調和のとれたバランスの良い香りになります。一般的な重ね付けのテクニックとしては、異なるフローラル系のオードトワレを重ねたり、フローラル系の香りをフレッシュな香りで明るくしたり、ウッディ系の香りをアンバー系の香りで豊かにする、などがあります。

シングルノート+複雑なブレンド

シングルノート、つまり直線的な香りのフレグランスは、最初につけてからドライダウンするまで一貫した香りを保ち、安定した香りのプロファイルを持っています。リニアフレグランスに、より複雑な香水やオードパルファムを重ねると、好きな香りのノートを際立たせ、増幅させることができます。サンダルウッドの温かみを加えることで、軽やかなフローラル・フレグランスに変身させるようなイメージです。また、柑橘系の香りの上に複雑なアンバーやウッディ系の香りを重ねることで、嗅覚体験にフレッシュな軽さを加え、複雑な香りの汎用性を高めることができます。

対照的な香り

複雑な香水やオードパルファムに、補完的な香りやシングルノートの香りをブレンドした後は、複数の複雑な香りを重ねてみるのもよいでしょう。対照的な2つの香り、一度に2つ以下の複雑な香りを重ねることをお勧めします。大まかに言えば、アンバーの香りはフレッシュな香りと対照的な香りであり、フローラルノートはウッディな香りと対照的な香りです。その結果、このレイヤリング・テクニックは、予想外の大胆な香りの組み合わせを作り出すことで、2つの複雑なブレンドの違いを際立たせようとします。